こんにちは。寒波が再びやってきてかなり寒い日が続きますね。
なかなか寒いと身体が動きにくい、といった方も多いのではないでしょうか。
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床が冷たかったり、靴の中に石が入ったりすると歩きにくくなる経験をしたことはないでしょうか?
足の裏は動く時にとても重要な役割を持っているんです。
今回は足の裏がとても大事です!というお話をして行きます。
足はバランスにとても大事!
足の裏は歩く時に唯一地面と接している部分です。
足はかなり複雑に動くことで、姿勢をコントロールしてくれているんですね。
しかし高齢になってくると、足ではコントロールがうまくできなくなってしまい、股関節を使って姿勢をコントロールするようになる、といわれています。
では足はどういう刺激をもとに姿勢をコントロールしているのでしょうか。
それは足のどこに体重がかかっているか、を皮膚や筋肉、骨の動きなどの固有感覚といわれる感覚を頼りに、「足の外側に体重がかかってるぞ!」という感覚情報が脳に上ってくると、「内側に戻そう!」や「身体を反対側に傾けてバランスを取ろう!」と姿勢をコントロールするのです。
足には筋肉がたくさん!?
足はどうやって体重が外側にかかっていることがわかるのでしょうか?
それは、足の裏には筋肉がたくさんあり、その筋肉たちが伸ばされることによって、
「足の外側の筋肉が伸びた」「外側の皮膚に圧がたくさんかかっている」=「足の外側に体重がかかっている」と変換して脳は理解するのです。
強く筋肉が伸ばされた、皮膚への圧の力が強い場合にはかなり外側に傾いている!姿勢をもとに戻さなきゃ!と姿勢をコントロールしてくれるんですね。
足の裏にある筋肉をざっと模式図で表したものです。これだけみても外側、内側、真ん中、指先とたくさん筋肉があるのがわかるのではないでしょうか。
足の裏…硬くなっていませんか?
最近歩きがフラフラしてきたな…、すごくバランスが取りにくい、片足で立つことはとてもできない!といった悩みをお持ちの方。
足の裏硬くなっていませんか?
高齢の方だけでなく、若い方でも足の裏の筋肉をうまく使えていない方が大勢いらっしゃいます。
特に小指側の筋肉、親指側の筋肉がうまく使えていないと、左右にフラフラしてもあまり気づくことができなかったり、足の裏の感覚がよくわからないという方が多い印象です。
リハビリの際には、歩く前に足の状態は見させていただいてます。
足は唯一地面と接している場所です。その足がもしもぎゅっと縮まっていたら、支持する面積が狭くなり不安定になることは明らかです。
- 足をしっかりとストレッチしておく
- 足の裏の筋肉をしっかり使えるようにする
この2つはかなり重要だと考えています!
足の裏を使う練習
足の裏をしっかりと柔らかくしておくことと使えるようにすることは重要ですよ!とわかっていただけたかと思います。
ではどうやったら柔らかく使える筋肉が作れるのか。
それは、しっかりと自分で筋肉を伸び縮みさせる練習をすることです。
一つのアイデアとして、
タオルギャザーというものをやってみましょう。
座って行います。
- 長いタオルを用意します。
- 軽く濡らして絞ります。
- 足の指でタオルを引っ張る
これがかなり効きます。よく足全体で引っ張ってしまう方がいますが、足の指だけで行うように意識してやってみましょう!
実際にリハビリの際にも足の裏の筋肉をしっかりストレッチして伸ばすことで、歩きやすさが変わるという方がたくさんいらっしゃいます。
ぜひ何かお悩みやご相談がありましたら、お気軽にご連絡いただけると嬉しいです!!
最後までありがとうございました。