戀田

みなさんこんにちは!
Active代表の戀田です!
今回は退院後のリハビリの選択肢について解説していきます!

退院後に当店にご連絡いただく方のほとんどの方が
「リハビリ病院を退院した後に、リハビリできる場所を探しているんですが、どこなら専門的なリハビリが受けられますか?」という悩みを持たれています。

米国心臓協会(AHA)が2022年に発表した研究では、
75歳以上の脳卒中発症率は減少してきているが、49歳以下の脳卒中発症率は増えている

といった傾向を示したことが明らかになってきています。

もちろん60歳以上の方に起こりやすい病気ではあるものの、脳卒中は介護や何らかの支援が必要になる疾患の第2位で、2割の方を除きほとんどの方に何かしらの後遺症が残ってしまう恐ろしい病気です。

若年者の脳卒中では、復職を見据えてリハビリを行っている方も多く、継続的なリハビリによって身体機能の改善を図っていきたいと考えるのが一般的です。

急性期・回復期病院では週に5−7日間集中的なリハビリを受けることができますが、
退院後の生活に不安のある方も多いかと思いますので、今回退院後に受けられるサービスにはどんなものがあり、どんな特徴があるのかを解説していきます。

退院後のリハビリの選択肢

退院後にも脳卒中後遺症に対してはリハビリを続けることで、運動機能の改善などが起こることがわかっています。

ではそのリハビリを続けるために利用できる4つの選択肢について解説していきます。

外来リハビリテーション

目的: 機能回復と自立支援を目指した専門的なリハビリです。
内容: 医師の指示のもと、理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語療法(ST)などが病院またはクリニックで受けることが可能です。セラピストがいるため個別の評価に基づき、患者のニーズに応じたプログラムを受けることができます。
利用条件: 主に医療保険の適用を受けるため、介護認定を受けている場合には利用できないことがほとんど。
メリット: 個別の専門職によるリハビリが受けられる。医療保険適応となり自己負担が軽減される。
デメリット: 脳卒中リハビリの専門知識があるスタッフがいない場合がある。通院が必要なため、交通手段や時間の確保が必要。週に1回〜3回程度が一般的。

デイケア(通所リハビリテーション)

目的: 日帰りでの集中的なリハビリと社会参加の促進。
内容: 集団と個別のリハビリ、レクリエーション、食事サービス、入浴サービスなど。
利用条件:介護認定を受けている。
メリット: 社会的な交流の場となる。医師の指示のもとリハビリを必ず受けられる
デメリット: 個別リハビリの時間が短い、パワーリハビリ(マシンを使った筋トレ)が多い

デイサービス(通所介護サービス)

目的: 日常生活のサポートと基本的なリハビリ。
内容: 場所によっては運動プログラムがあり、日常生活のサポート、趣味活動、食事サービスなど。
利用条件: 介護保険の適用を受けることが多い。
メリット: 社会的な交流の機会
デメリット: 専門的な個別リハビリテーションには対応していないことが多い。

自費リハビリ

目的: 個別のニーズに合わせたカスタマイズされたリハビリ。
内容: 特定の技術や方法論を用いた専門的なリハビリテーション。例えば、特殊な機器・技術を用いたトレーニングなど。
利用条件: 誰でも受けられる。
メリット: 個々のニーズに合わせた柔軟なプログラム。予約制でスケジュールの調整が可能。
デメリット: 経済的負担が大きく、保険適用外のため全額自己負担になることが一般的。

当店は自費リハビリサービスを行っています。

退院後のリハビリで専門的なリハビリを継続または受けていきたい、とお考えの方は是非一度ご相談ください。

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